〔016〕室尾山 (630m)

兵庫県朝来市

2017年03月04日


兵庫100山に戻る

    標高差:488m
累積標高差:452m
Road Map :R9を和田山から県道274号線に入り、室尾森林自然公園の道標で林道に入る。
Route Map:キャンプ場駐車場に車を停めて山頂を往復する。
兵庫100山』   夏に登った時にはヒルの猛攻にあったが、残雪期は快適な山歩きが出来た。
'12年06月に室尾山に登った時にヒルの猛攻に合い、二度と室尾山には登らないと誓ったものであるが、相手はヒルなので気温の低い時には活動していないので、残雪期に登ることにした。合せて過去2回に登った法宝寺側からではなく、コースを変えて室尾キャンプ場側から登ることにした。こちら側の方が楽に登れてヒル地獄帯を通らなくて済む。
コースタイム:1時間29分
登り:47分
下り:38分
室尾山を見直した
  6月に登った時にヒル地獄帯を通って以来、もっとも嫌いな山となっってしまったが、今日のコースであるキャンプ場側から登れば、湿地帯が無く、ヒルとの遭遇は無いかも
しれない。 念の為、気温が10℃以下の時に登ればヒルも活動していないだろう。
  キャンプ場のある室尾地区からはお勧めコースである。
今日の山歩き
  立雲峡朝来山 ⇒ 室尾山

むろおやま
道標を見付けて示された方向へ歩いて行く。
道標には山頂まで1.55kmの表示があった。
県道274号線から入る林道には積雪が無く、問題無くキャンプ場まで走ることが出来た。12時丁度に駐車場を出発するが、どちらに向いて歩いて行けば良いのか判らなかった。
ポカポカと暖かくなり、ハイキング気分で広い登山道を進んで行く。
一面、ササ原の道であるが、シカに食べられたのか
綺麗に刈り込まれていた。
この辺りは陽当たりが良く、残雪の欠片もない。
12分で東屋に着く。東屋の背後にはきつい階段道が待っていた。
19分にて法宝寺跡地への分岐に着く。以前、法宝寺跡地に行ったことがあるが、何も無かった様に記憶している。
冬枯れの中、穏やかに登って行く。
尾根筋に入って、ここから山頂まで一枚斜面が続いているのは
覚えている。 この一枚斜面が脹脛(ふくらはぎ)に堪えるのだ。
残雪が出て来ると27分にて ”男山分岐”に着く。
”男山”へは以前行ったことがあると思うが、記憶から
消えているので下山時にでも寄ってみることにした。
尾根筋にはまったく雪が残っていなかったが、平行している谷には
たっぷりと雪が残っていた。 あの雪の下ではヒルが冬眠(?)して
いるのだろうか?
尾根筋には全く雪が残っていない。
登るに従い斜度が増えて来るのもここの尾根道のやらしい所だ。
足に優しそうなった一枚斜面より、崖登りの方が楽である。
前回は脹脛がパンパンになったが、今日はそこまでは行かなかった。
47分にて ”室尾山”(630m)に着く。 南側の八幡神社から登った時には1時間14分
掛かっているのでキャンプ場からのコースの方が随分近い様だ。 ここまでの尾根道に残雪は
まったくなかったのに山頂は残雪がてんこ盛りになっており、三角点はまったく見えない。
周辺に踏み跡がまったく見られず、おいらが今冬初のハイカーになってしまった様だ。
登山頂からは誉めた展望ではないが、少しは山々が見えていた。
左側は北方向に伸びる尾根筋であり、登山道はないと思う。
登山頂から東方向に伸びる尾根筋には登山道がありそうだ。 積雪期の今なら縦走出来るかも。
優しい登山道に見えるのだが、おいらには天敵となっている。
山頂では数枚の写真だけを撮って早々に下山する。
緩やかに下り、穏やかに登ると ”男山”に着く。 何かで男山は展望が良いと書いてあった気がしたが、それは記憶違いかガセネタである。
それとも昔はこんなに樹林が茂っていなくて展望が良かったのかも知れない。
”男山分岐”に戻り ”男山”に行って見る。
残雪量は ”男山”までの間が一番多かった。
冬枯れで陽が良く射している快適な道を下山して行く。 W・Bは登り時に脱いでいるが、防寒ズボンを履いているので暑くなって来ている。
男山からの展望は冬枯れのこの季節でもこの程度しかない。
東屋に戻って来た。 これが一番きつい階段道だ。
法宝寺跡地への分岐に戻る。 確かここから法宝寺跡地に向かった所が強烈なヒル地獄帯だと思う。 走り抜けたがそれでもヒルが数匹張り付いた最悪の所だ。
下り38分にて ”室尾山”を終える。
今日は土曜日だが誰とも会わなかった。
登り時とは違う登山道でキャンプ場に帰って来た。
キャンプ場の炊事場、食堂を覗いて見ると軽石を削って作った
人形が沢山並んでいた。
沢山ある内、8体を整列させて写真を撮ってみた。 右から2つ目は首が折れている。